おはようございます。
よつば🍀です。
新年度に読みたい、ライフワークバランスを考えるキッカケになる本でした(*'ω'*)
コロナ終息後の日本も、こういう生活の仕方・働き方になったらいいんじゃないかなぁ('ω')ノ
北欧が好き
ブログを始めた当初は、北欧好きだけど建売住宅でなんとか子育てしながら日々奮闘している様子でも記録しておこうと思ったんです・・・
結局最近はワーママの日々と二人目不妊治療の話ばかりになってますが(;´∀`)
新婚旅行も北欧3か国!(ノルウェー以外に行きました)
楽天のscopeも大好きだし、ムーミンも好き♡
www.hikaritoshizukuto.com
コロナが収束したらまた行きたい・・・(;_;)
思いっきりかぶれている北欧ですが、新年度に読みたい、仕事との向き合い方が書いてある本に出合いました。
フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか 堀内都喜子
まず大前提として・・・フィンランドと日本は、制度や背景が違うから、どちらがいいとかそういうことではない。お互いのいいところを知って学べばいい!ということだそうです。
もっとバランスをとって人間らしい生活をしていいんだよ♪と、背中を押してくれます。
フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか /ポプラ社/堀内都喜子 | ||||
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私が気になったところと、思った事をざっと箇条書きにすると・・・
☆フィンランドがなぜ幸福度一位なのか
- 身近な自然・ゆとり・自分らしく生きていける国
- フィンランドは選択肢が多くあるというよりも、選択を限定する要素がない
☆フィンランドの効率の良い働き方
- 残業しない、在宅3割、静かにマイペースに仕事をする
- エクササイズ休憩、コーヒー休憩
- 終業後の飲み会はなく、コーヒー休憩で同僚とコミュニケーション
- サウナで会議
- 良い会議とは
- 効率を徹底的に追及する
- 日本は完璧に仕上げたいと考え、フィンランドはグットイナフで終える
☆フィンランドの心地いい働き方
- 肩書は関係ない、オープンでフラットな組織
- 相手を信頼して任せてみる
- 本人の意思を大切に
- ボスがいない働き方
- 歓送迎会もコーヒーで
- 接待は夜とは限らない
- 父親の8割が育休をとる
☆フィンランドの上手な休み方
- 仕事は好きだけどそれ以外の時間も大切に
- 父親も母親も定時に帰る
- お金をかけずにアウトドアを楽しむ
- 夏休みは1か月、一年は11か月と割り切る
- 心置きなく休む工夫
- 休みに仕事をしないために
- コテージでデジタルデトックス
フィンランドの7月は夏休み 分散してとる
4週間の休みをとる理由としては、1週目はなかなか仕事から完全に離れられず、2-3週目になると休みを楽しむことが出来、4週目になるとそろそろ仕事へ戻りたくなる。
だから、今後の仕事のモチベーションや心身の健康、ウェルビーイングの観点から長期の休みが必要なのだ、と。
☆フィンランドのシンプルな考え方
- シスSISU:困難に耐えうる力・努力してあきらめずにやり遂げる力、不屈の精神、ガッツといった意味合い
- 仕事も、家庭も、趣味も、勉強も貪欲に
- 「シス」は自分の強い気持ち
- 人生設計もみなそれぞれ
- 考えるより行動あるのみ
- シンプルで心地いい生活
- 偏差値や学歴で判断しない
- 人間関係もシンプルで心地よく:それが人生、仕方ないね。そっか
- すでにあるものを大切にする
☆フィンランドの貪欲な学び方
- 仕事とリンクする学び
- 学び続けてステップアップ
- 二人に一人は、転職の際に新たな専門や学位を得ている
- 学びは、ピンチを乗り切る最大の切り札
- 課題を冷静に見て努力することを忘れない
- 仕事も人生も大切にする
プライベートを大切にしたい人にとって、これが日本だったら!!と思うことばかりだなと。
歓送迎会だって、夜の個人の時間を使ってお酒が必要な理由はどこにもないはず。
お昼休みにコーヒーや紅茶で交流したって全然良くて、そのほうが個人が尊重されている気がします。
私も、今の職場の飲み会は一切参加していなくて・・・
というのも、行けないというより、こどもとの時間・自分の時間を犠牲にしてまで参加したいものではないから。
最初は『不参加』と伝えることがいけないような気がして、後ろめたい気持ちでいっぱいだったんですが…私自身、参加しないほうが幸せだったんだよね・・・。
それなら、参加しないほうがいいじゃん!と思ったわけです。
別に、仕事をしたくないわけじゃないんです。
でも、仕事の比重が多すぎて疲弊しているママたちが多すぎて(もちろん自分も)。
子育ても仕事も夫婦で担うようになってきている日本も、ぜひこういう考え方が浸透してほしい。
仕事は決まった時間頑張る、でもそれ以外の時間をどう生きようとそれは個人の自由であって、それを称賛する雰囲気はきっと人をやる気にさせるんだろうな~!!と感じます。
フィンランドの仕事の風土は、とにかく交渉や話し合いをベースにしている。
雇用主は、従業員に一方的に通告することはできないし、従業員も自分の希望や意見を伝えることが出来る。
コップに砂をいっぱいに入れて指を突っ込んでみて。指を抜いたらどうなる?
穴ができるのは一瞬。あっという間に穴が埋まってしまう。
それは組織と同じなんだよ。自分が抜けても、必ず周りがその穴を埋めてくれる。だから安心して抜けていいんだよ。
人間は誰でも唯一無二の頼れる存在になりたいと頑張っている部分がある。
だから、私はきっと転職したいんだな・・・。
今の仕事にしがみつかなくても、どうせ代わりがいるわけだし、私しか出来ない納得できる仕事を見つけたい。。
って、なんだか社会人を前にした学生のモラトリアムみたい(笑)
一番響いた言葉 well-being
well-being
身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味する概念
~中略~
心身共に健やかな状態であることを示す。
~中略~
職場のウェルビーイングと言えば、『心身の健康な状態』をベースに、従業員のモチベーション、人間関係、会社へのいい意味での忠誠心、コミットメントの向上へもつながる言葉として使われている。
日本のほとんどの会社・・・特に今の私の会社に聞いて欲しい。。。
個人を大切に扱わないから、士気が落ちて能力も発揮できず、業績が上がらないのループ。
仕事への不満もいろんなところで聞くし、心身を病んだり退職者も多くて、こんな世の中に未来を感じるなんてことが難しいですよね・・・。
って、心の毒を吐いてしまいました・・・
企業の利益と個人の尊重は密接につながっている!と言いたい(ノД`)・゜・。
ライフワークバランスを第一に!
新年度が始まったとはいえ、自粛ムードの中。
GW明けにようやく自粛が解除されたとして、仕事、頑張っちゃいそうな予感・・・
だけど。。。
だけど!
この本で学んだことを少しでも活かせたらなと思います( `ー´)ノ
イヤイヤ仕事をしてもしょうがない。
ライフワークバランスが整って初めて、仕事へのやる気も出てきますからね!
まさに、win-winの関係を作れるように!
私自身は、どうしたらいいのかを考えながら、今の仕事を続けるのか転職活動を進めるのかをよくよく考えていきたいと思います。
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