ひかりと雫と

7歳差兄妹とののんびり暮らしを夢見るワーママ 北欧インテリアも好き

*【本】LIFE SHIFT 100年時代の人生政略*

おはようございます。

よつば🍀です。

 

本音を言うと訳本でちょっと読みづらかったけれど、これからの自分たちや子供たちの世代がどういう風に考えて人生を送って行けばいいか、考えの土台になるような本でした。

 

 ライフシフト LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略

なんとなく、これからの生き方に迷っている人なら、響くものがあるんじゃないかな。

寿命が延びて、世の中が変わる中で、親世代の生き方は通用しない今、どういう風に生きたら長寿化の恩恵が得られるか、という視点で書かれた本です。

LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略 /東洋経済新報社/リンダ・グラットン
by カエレバ

この本、今読んでも新しく感じるけれど、英語の本も、日本語訳でさえ2016年に発売されていたということに驚き。

発売当初もおそらく本屋さんで見かけたのに手に取らなかったのは当時の自分には響かなかったからで、転職を選択した今の自分に響く本でした。

というか、できれば転職を決断する前にこういう本を読んでからゆっくり決断したほうがよかったのかも(笑)

 

寿命が延びるって報道を見るたびに、そんなに長生きするならどれくらい老後資金を貯めればいいんだろう・・・とか、有り余る時間をどういう風に使ったらいいんだろう・・・という漠然とした不安に包まれるけれど、やはりここは受け身でいちゃいけない。

今こそ、真剣に考えなければ。

だって、自分の人生ですからね!

 

 寿命が増えるということは、もちろん良いこともある。

勤労期間と引退期間のバランスが変わることで、余暇時間の使い方を見直し、消費とレクリエーション(娯楽)の比重を減らして、投資とリ・クリエーション(再創造)の比重を増やせることなのかもしれない。

100年時代を生きる私たちは、きっと親世代の生き方を真似するから漠然とした不安に包まれるのかもしれない。

そうじゃなくて、私たちらしい変化を受け入れて、柔軟性を持って新しい知識を獲得し、新しい思考様式と視点で世界を見て、時には古い友人を手放し新しい人的ネットワークを築く必要があるそうです。

今まで通りではなく、新しい選択をしていくことが必要。

でもそれって、結構勇気がいる。 

長く生きる時代に重要なこと

  • 自己効力感:自分なら出来る、という認識
  • 自己主体感:みずから取り組む、という認識

の二つがあることが重要ってかいてありましたが・・・

これってまさに、子育てで言う自己肯定感と一緒じゃない!

これからの時代を生きていくためには、年齢を問わず、やっぱり自分なら出来るという気持ちと、自主性が大事なんですね。 

 

あと、気になった内容としては、以下の三つ。

  • アイデンティティ 人生で多くのステージとキャリアを経験するようになれば、そのすべてを貫く1本の柱を持つ必要がある。
  • 自分と相性のいいものを見出す資質が重要。
  • ワークとライフのバランスをとり、遺産目当てではなく愛情に基づいて晩年に友人や家族から世話と支援を受けられるようにすること

 勤労期間に、一つの会社で黙々と働いてお金を貯めても、幸せが待っているかなんてわからない。

自分の中に芯となるアイデンティティを持って、相性のいいものを見つけて、ワークだけではなくライフ(無形資産)も大事にすることが大切なんだそうです。

 

これからの時代に大事な、無形資産

無形資産とは、生産性資産(スキルや知識・仲間・評判)と活力資産(肉体的・精神的健康や心理的幸福感)と変身資産の事。

100年時代を生き抜くために、とても重要で、仕事一辺倒だけではなく、人生をトータルで考えて築くもの。

 

自分の人生を自分で決めれば、リスクは避けられない。

多様な選択肢に向き合わなくてならないから。

このとき個人に求められるのは、必要ならば過去とほぼ決別し、既存の行動パターンが指針にならない新しい行動を検討する覚悟を持つことである。

by 社会学者 アンソニーキデンス

 やはり何度も出てくる通り、今までの型にとらわれず、覚悟を決めて新しい行動を起こしていくことにはリスクがあります。

 でも、そのリスクをかけることで、100年時代の恩恵を受けることが出来る。

皆がリスクをとれるわけではないし、難しい問題。

夫婦関係も変わる 

家庭のパートナー同士で生産の補完性が以前ほど重要でなくなっているとすれば、親密さの変容が起きている

→旧来の取引的性格をもつ夫婦関係ではなく、その関係自体が双方に恩恵をもたらすからこそ維持される夫婦関係

 

内省を土台とし、つねに再検討と再構築を受け入れる

不変でもなければ、惰性で継続されるものでもなく、2人で調整を重ねていく関係

 

 

これって、ある意味理想で。

打算ではなく、一緒にいる意味があるからいるという、本質的に夫婦である必要がある夫婦って、素敵だなと思います。

常に一緒にいる夫婦の関係が惰性でないのなら、維持するのは大変だけど・・・やっぱり、年老いて最後に一緒にいてくれるのは、相方しかいないと思うから。

人生が長くなったおかげで、大事な人と長く一緒にいられると思えば、長生きも怖くない。

子育てと仕事で大変すぎて、一時期はケンカばかりしていましたが、今もこれからもオットを大切にしようと思うのでした(笑)

 

もちろん答えは人それぞれ。本には書いていない

これをもとに、自分の中で、そして夫婦でどのような人生を送りたいかを考えるきっかけにすればなと思いました。

この本、万人にお勧めで着ないなと思ったのは、分厚い上に、訳本だけあってすごく読みづらくて、オットは早々に断念(;^ω^)

でも、とってもいいことが書いてあります。

本を読むのは難しいって時には、漫画版もありますよ~(^^♪

 

 

 

 今の私に当てはめるなら・・・

 やっぱり、人生の中でずーっとのんびりすることは、なかなか難しいのかもしれないですね。

どこかで、思い切って時間やお金を自分に投資をすることが必要。

会社に入れば安心という時代は終わったのだから、今回転職することは100年時代を生き抜くための選択だったのかもしれない。

不安になることの方が、むしろ多い。

でも。

もしうまく行けば、細く長く仕事を続けていける気がする。

うまく行くように信じて、進む。。

  

 今日もていねいに。ゆっくり、着実に。

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