おはようございます。
よつば🍀です。
子どもへの親の影響って、本当に大きいなと思います。
子どもへの声掛けの前に、夫婦の会話で変われる!ってお話です。
天野ひかりさんの本を2冊読みました。
この本の監修をされている汐見先生はNHKのすくすく子育てでもおなじみで、子育てに関する大きな指針を示してくれる頼りにしている存在。
色んな本も出されてますよね!
一方著者の天野ひかりさんを存じてなかったのですが・・・
二冊ともすごくためになる本でした!
今回は、『賢い子を育てる夫婦の会話』についてです。
賢い子を育てる夫婦の会話 /あさ出版/天野ひかり | ||||
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▼こちらの本もとっても良かったです!
子供に直接的に働きかけるより、間接的の方が影響が大きいことも。
こどもは大人の会話をよく聞いている。
目の前の相手から直接かけられる言葉よりも、誰かが自分に関することを話している言葉の方が私たちの心に響き、残る
確かに~!
直接褒められるよりも第三者が言っていることの方が気になったりしますよね。
そんな文章で始まる本書ですが、夫婦の会話で子どもがどう変わるか・・・
下の5つを挙げています。
夫婦の会話で磨かれる子供の「5つの力」
- コミュニケーション力:一方通行ではなくコミュニケーション力をはぐくむ会話
- 多様な価値観を受け入れる力:多様な価値観に触れられることは大切
- 非認知能力(自分を信じる力):自分で自分を信じることが出来る力
- 安定したアイデンティティ(自己認識力):生きるって楽しい、自分は生きている価値があると感じて前向きに育つ
- 問題を見つけ出す力(AIに負けない力):AIにできなくて人間に出来るのは、課題そのものを設定する力
確かに、子供の頃って世界が狭くて、家での出来事が普通と思ってしまうんですよね。
うちの当たり前が、世の中の常識と認識しがち。
だから、その『うち』が子どもが生きていく環境として適していなかったら、こどもは育たない。
ゆとり教育で学力がつかないとか、最近の小学生は生活習慣さえ身についていないとか言われるけれど、やっぱり、家庭での生活・学習も大事だなと気づかせてくれます。
会話が多い夫婦は仲がいい
夫婦で力を合わせて家族を育んでいこうという思いが子供に伝わればよい
まずは一緒に家事をする
その狭い世界の家庭で大人同士がいがみ合っていたら、子供には間違ったメッセージが伝わっちゃいますよね。。。
それでもやっぱり夫婦間の不満は出るのです(笑)
そういう時は・・・
理想や望みを「I」として伝える
相手への要望は、裏返すと相手のしていることへの非難
あなたを主語にすると相手を責めたり勝手に相手を決めつける言い方になると言われると納得。
これは、職場でも使えそうですね!
後輩への指導や、先輩への要望もIメッセージで伝えて行った方がうまく行きそう!
ひとりで抱えるのではなく、ふたりで一緒に考えながら話し合うこと
夫vs妻ではなく、夫婦VS問題という立場になる
共働きだったり子育てをしていると、色々な問題に直面します。
そういう時に、1人で抱えるのでは解決まで遠のいちゃいますね・・・夫婦で問題に向かって行けば、案外うまく行くこともあるし無駄な労力を使って問題の解決に気を回せないなんてことにもなりそう。。。
黙認ではなく「認めること」
ついつい駄目出しは口から出てくるけれど、いい言葉は出てこないんですよね。
『ありがとう』『○○してくれたんだね』と、口に出すことで夫婦の関係もこどもとの関係も 円満にまわります。
それでもケンカをしてしまったとき・・・
ケンカしても、仲直りまでちゃんと見せる
歩み寄って答えを出そうと努力する姿を見せる
世の中に出たら、気の合う人ばかりじゃない!
それを家庭で学んで解決法を目の当たりにすることも教育ですよね(;´∀`)
ケンカはいけないとなると何も言えなくなっちゃうし・・・夫婦は本音を言える関係でありたいです。
家族って幸せ
ざざーっと気になるところを書き出してみました。
この本、子育てだけじゃなくて、夫婦間や家族のコミュニケーションを見直して、家族でいることが居心地よくなります!
もう、本当におすすめです。
やっぱり、幸せや人生の充実感を得られるのは家族との時間。
まずは身近な家族との時間を楽しく過ごすために、役立つ一冊でした!
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